ウェルスパス投資顧問のブログ

20年以上ディーリング業務に携わり 最大1,000億円の資産を運用してきた 現役ファンドマネージャーが、 高いパフォーマンスが期待できる ポートフォリオ戦略をご提案します。

マーケット一言:米3月PPI無事通過で大型株戻る、中小型株は個別プレー。

公開日時:2024年4月12日18時17分

昨夜の米3月PPIもそれなりに強い数字でインフレ懸念は消えませんでしたが、やはりその前日の米3月CPIでほぼ織り込みは終わっていたようで、米株は上昇、今日の日本株も上昇となりました。昨日安値から戻していた分だけ日本株の上げは小さかった感じで、日経平均+0.2%、TOPIX+0.5%となりました。

今日は不動産セクターが+5.0%と、強気の新経営方針、資本効率化期待で+7.8%となった三井不動産に引っ張られ、大手不動産株が大きく上昇しました。(ちなみに弊社リサーチのコラムで昨年10月に新規推奨した霞が関キャピタルは+9.8%。弊社目標株価を軽々超えた後もいい材料がちょいちょい出たりして、先月末には推奨時から半年経たず株価2倍以上となっていました。ここまでの上昇は読み切れませんでした。。。でもまだ上がりそうな雰囲気ですね。)。

決算と株式分割効果でストップ高となったローツェ+22.9%にひっぱられたこともあったか、半導体関連も強かったですね。

 

グロース250指数は-0.7%と、相変わらず中小型株全般は冴えませんでした。

個別で決算発表が出始めておりますが、出尽くしなどで売られても戻りが早い印象で、個別で見るとそれほど悪い状況ではないですね。何度か前の決算の時には、決算が良かろうと悪かろうととりあえず売られ、そして下がりっぱなしで戻らないなんてこともありましたが、今のところ今回の決算発表はそういう感じではありません。実際、下がったら買おうと狙っていた銘柄で、昨日決算が出て今日売られた後、早速引けにかけて戻ってるものがいくつかありました。中小型株全般が厳しくても、きっちりとパフォーマンスの出るそうした個別銘柄をお届けしようと頑張っております。

 

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原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/19574/