公開日時:2023年12月3日23時22分
【総評】
TOPIXリバランス(11/29)では、中期的な展開としては、新規採用のKOKUSAIのパフォーマンスが際立った。全体的な相場展開のフォローもあり、TOPIX組入株数公表後で+32%。リバランス日の引けでは流石に利確に押された。
一方、霞ヶ関に関しては、貸株がタイトという話が出ていたが、当日も引けまで買われて公表後+14.9%。セルソースは公表後-9%となった。
(POがあった銘柄は、需給が読みにくくなってしまうため、銘柄にもよるが、基本的には見送った方が無難)
MSCI定期リバランス(11/30)は、各種指数の撃ち合いもあり、また、グローバルなプレポジションも関与が多かった模様で、方向性がバラバラとなったが、引けに関しては総じて逆方向気味な動きとなったのは興味深い。
引き続き9月中間配当の配当金の支払いが継続中。
この一ヶ月の総額で8兆円弱となるが、9月配当落でのパッシブ運用の配当再投資先物買い(1兆円)以外の7兆円の一部は日本株に再投資されるであろう。
特に金額が大きいのは、12/1〜12/5で、上記の半分以上となる合計4.5兆円弱の配当金支払いが予定されている。
時勢もあり、過去より多めに再投資される可能性もあり、需給だけを見ると堅調な展開となりやすいと言える。
1.現在進行中のインデックスイベント
2.今後のインデックスイベント
3.スケジュール一覧
4.通過イベント
- TOPIX 月末リバランス11月29日
1.現在進行中のインデックスイベント
- FTSE 12月15日定期リバランス
ALL-WORLDにおける主な銘柄は、
売りで東急(9005)
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