公開日時:2023年11月26日17時54分
【総評】
TOPIXリバランス(11/29)に関しては、新規採用銘柄次第となるが、足元はKOKUSAIの上昇が際立っている。
MSCI定期リバランス(11/30)は、スタンダードでは日本株は資金流出1,200~1,500億円、メインは削除銘柄の売りとなる。
足元、売り銘柄の急速な戻りでパフォーマンスはイーブン。
9月中間配当の配当金の支払いが始まっている。
この一ヶ月の総額で8兆円弱となるが、9月配当落ちでのパッシブ運用の配当再投資先物買い(1兆円)以外の7兆円の一部は日本株に再投資されるであろう。
特に金額が大きいのは、12/1〜12/5で、上記の半分以上となる合計4.5兆円弱の配当金支払いが予定されている。
時勢もあり、過去より多めに再投資される可能性もあり、需給だけを見ると堅調な展開となりやすいと言える。
月末のMSCIリバランスに伴う日本株売りで、短期的に下がるような場面があれば、買い方向のエントリーを検討したい。
1.現在進行中のインデックスイベント
2.今後のインデックスイベント
3.スケジュール一覧
1.現在進行中のインデックスイベント
- TOPIX 11月29日月末リバランス(公表11/8)
足元の数字では、売り260億円、買い370億円、全体としては影響軽微。
年金系では既に売却済みTOB(FFW低下)分は、計算上売り方向60億円となり、月末微調整分の買い方向6億円を合わせると、
売り320億円、買い380億円で、差引60億円買い超リバランスとなる。
主な銘柄
売り銘柄:日立(6501)、AGC(5201)
【以降、会員様向け情報です】