ウェルスパス投資顧問のブログ

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マーケット一言:プラスマイナス材料ありで指数はほぼ変わらず、個別銘柄はボラティリティあり、米10月CPIと日本7~9月期GDP待ち

公開日時:2023年11月13日17時32分

先週末の米株は大きく上昇していましたが、ムーディーズによる米国債格付け見通し引き下げのニュースもあり、米債利回りが上昇気味であり、ドル円は151円80銭台と年初来安値を更新ありで、プラスマイナス材料が交錯する中で日本株は朝は強く、しかし財務副大臣更迭のニュースが効いたのか午後は弱く、結局主要指数はほぼ変わらずでの引けとなりました。終わってみれば何もなかった感すらあり、ただ個別銘柄がばらばらとそこそこの値幅でランダムに動いていたという感じもありで、すっきりしない一日でした。

 

いずれにせよ明日14日22時半(日本時間)に米10月CPIを控えており、それを越すまでは動きづらいですね。日本では明日は決算発表シーズン終了日であり、15日に7~9月期GDP発表となります。それらを無難に超えて、今週末から年末ラリーといきたいところです。基本的には引き続き強気のスタンスです。

 

 

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/18756/