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マーケット一言:日米金利高、需給相場続き、サポートレベル探し

公開日時:2023年10月26日17時40分

今週初めに米長期金利が下がった要因は、やはり一時の需給だけだったのかという感じで、昨夜は米10年債利回りが再度5%に向けて上昇し、そしてそれを嫌気して米株は下落するいつもの的な展開となっておりました。

 

本日の日本株はやはり連れ安となりました。ドル円がその手前のレベルで均衡していた150円の壁を突破し、為替介入も無くスルスルと一時150円80銭近くまでの円安となりましたが、だからと言って輸出株などの支援材料になった感じもなく、日経平均-2.1%、TOPIX-1.3%とむしろ輸出株は弱いぐらいの値動きとなりました。米半導体関連株が弱かったのも一因ではありますが、円安も株高に効かないとなると、なかなか株価を支える材料がありませんね。日本の金利もも上昇しましたが、銀行株が強いということも無かったです。

 

引き続き日経平均で30,487.67円、そして30,000円を切るか切らないか、需給で動くマーケットでのサポートレベルを探る状況が続きます。

 

 

 

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/18611/