ウェルスパス投資顧問のブログ

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マーケット一言:日本株の全般的な上昇は止まる、海外投資家の先物買戻し終了か、明日夜に米9月CPI

公開日時:2023年10月11日15時34分

「遠くの戦争は買い」とはよく言われることではありますが、本来は戦争特需からの発想のところ、今回はパレスチナ紛争を受けた”質への逃避”が米金利利回り低下を招いたことで、昨日の日本株は全面高となりました。しかしそれも長続きはせず、今日は早くも落ち着いてしまった感じでしたね。

日経平均+0.6%、TOPIX-0.2%と、昨日に引き続き今日も日経平均TOPIXのパフォーマンスを大きく上回っているあたり、今回の上げは海外投資家の先物買い戻し主導という感じで、腰の入った買いが入っている感じはありませんでした。そうした買いがないことは、東証マザーズ指数の弱さを見ても分かります。昨日は1%しか上がりませんでしたし、今日の下げで引け値が先週金曜日の引け値を下回ってしまいました。

 

今日の日中の米金利の動きを見ていると、米金利利回り低下も止まってしまった感じです。今晩は米9月PPI、そして明日12日21:30(日本時間)は注目の米9月CPIの発表もありますので、神経質な動きが続きそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/18522/