ウェルスパス投資顧問のブログ

20年以上ディーリング業務に携わり 最大1,000億円の資産を運用してきた 現役ファンドマネージャーが、 高いパフォーマンスが期待できる ポートフォリオ戦略をご提案します。

インデックスイベント投資塾

公開日時:2024年4月21日18時43分

 

【総評】 

4月第2週の投資主体別売買動向で、信託銀は先物を売り越しているいるものの現物を買い越しており、公的資金におけるリバランス売りは落ち着いた可能性がある。足元で市場は急ピッチで下落しており、ここから一段安が進行して日経平均35千円台に入ってくると、逆にウエイト調整買いが意識されてこよう。

 

1】現在進行中のインデックスイベント 

  •  TOPIX_4月26日FFW・調整係数

2】今後のインデックスイベント

  •  MSCI 5月31日定期リバランス(公表5/15日本時間の朝)

3】スケジュール一覧

 

 

1】現在進行中のインデックスイベント 

  • TOPIX_4月26日FFW・調整係数

TOPIXリバランスとしては非常に珍しいケースが発生した。

4月18日引け後に、JSR(4185) FFW変更(TOB成立の為)が公表されたが、変更日は4月30日、すなわち基準日は4月26日でありFFWリバランス日である。

問題は、当該銘柄が大きいことだ。単純計算ではFFW変更(0.700.15)で、想定売り需要は約2,300万株・1千億円となる。

当初のリバランス予想は、片側2,700億円、買い方向がメインで、売り方向に見合いのTOPIX型の売りを含んでいたが、上記により、売越しリバランスとなったことで、差分のフローは全くの逆となり、見合いのTOPIX型の買いが必要となった。リバランス日まで一週間ほどでこれほど大きな変更はあまり経験がない。

【以降、会員様向け情報です】

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/mm/19623/

【フォローアップ】【新規推奨】食品関連銘柄

公開日時:2024年4月20日10時58分

リサーチのコラム(DX)会員様への完全限定公開となります。

株価は40%以上のアップサイドを見込みます。

 

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・銘柄詳細
・目標株価・アップサイド

 

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原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w5/19610/

マーケット一言:半導体関連株安、中東情勢緊迫で大幅安、リバウンドするなら戻りは早そう

公開日時:2024年4月19日19時04分

昨日後場の場中に出ましたので、少なくとも日本株には織り込んでいたはずのTSMCの決算が、NY時間でその売上見通しを嫌気して半導体関連株が売られたのを見て、日本の半導体関連株は改めて織り込む形で売られての本日のスタートとなりました。

 

それほど大きく悪いニュースではないのでいずれリバウンドするかと思ってみていたところ、イスラエルがイランにミサイルを撃ち込んだというニュースが流れて全体も売られ始め、日経平均は一時-3.5%まで下落しました。ですが、お昼休み頃に、ミサイルではなく単に?爆発だとか、イスラエルのドローンを撃ち落としただけとかいうニュースが流れ始め、何がホントだかは分からないままではありましたが、イランは再報復の予定はないという報道を頼りとして、全体相場は少し戻して引けることとなりました。

 

日経平均は37,068.35円(-2.7%、昨日の引け値38,079.70円)と3万7千円を回復して引けましたし、現在先物は37,400円まで買われています。元々今月初から下げ始めたのはこの中東緊迫ネタからでしたので、やや想定より事態が長引いてはいるものの、逆にあく抜け的にこのまま落ち着いてくれれば戻りは早そうなのですが、週末の進展待ちとなりますね。半導体関連株も、市況に対する強すぎた見方で買われ過ぎていたのが少し調整しただけですので、それほど心配することは無いと考えています。個別銘柄での戻りはあまり大きくないかもしれませんが、少なくとも全体相場の足を強く引っ張ることはなさそうです。

 

グロース250指数は-3.2%(引け値638.74pt)となりました。

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原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/19602/

マーケット一言:反発だが小幅、明日も堅調なら来週一勝負か

公開日時:2024年4月18日18時45分

ASMLショックが無ければ昨日の時点でそうなっていたはずですが、今日の日本株はやっと落ち着きを取り戻し、日経平均+0.3%、TOPIX+0.5%と反発となりました。ただG7において、過度な為替の変動は経済に悪影響を与えるとした内容が共同声明で再確認され、ドル円が一時153円台となるなど若干円高ドル安傾向なことを嫌気したか、本格的な上昇とはなりませんでした。

 

バフェット氏の経営するバークシャー・ハサウェイによる円建て社債の発行額が、大規模なものになるとのによる報道もあって、現在投資している商社株や、注目しているとされる銀行、保険などの株が上昇しておりましたが、全体相場を盛り上げるには至りませんでしたね。今月初からの急激な下げの傷が心理的なものも含めて大きく、反発初日ではリスクを取って積極的に買いに出るということにはなりません。明日も堅調なマーケットなれば、来週GW前に一勝負できそうですが、果たしてどうでしょうか。

 

グロース250指数は+1.5%(引け値659.87pt)とこちらも反発となりました。昨日コメントしました弊社想定サポートレベルの650ptを少し割り込んでから上昇を見せ、一安心といったところです。買い増しはできましたでしょうか。ただ、後場寄ってからは引けにかけてズルズルと下げる展開で、下げ止まって本格反騰局面へといった感じではありませんでしたね。まだ警戒しながらの個別銘柄プレーで凌ぐ局面が続きます。

 

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https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/19599/

マーケット一言:相場は落ち着いていたのだが、蘭ASMLショックでレーザーテックなど半導体株下がり、日経平均も下げる

公開日時:2024年4月17日16時47分

昨夜は米金利上昇が一服し米株も下げ止まった感がありましたので、今日の日本株は落ち着きを取り戻し、日経平均は13時くらいまでは前日比ほぼ変わらずで取引してしました。しかし、14時発表の蘭ASMLの決算で新規受注の数字がアナリスト予想より低かったことを受け、ユーロSTOXX50指数先物がまず下げ、日本でもレーザーテックを始めとした半導体株が売られました。レーザーテック-7.9%、アドバンテスト-4.5%となり、日経平均も引けにかけてズルズルと下げて-1.3%で引けました。TOPIXも-1.3%でした。

 

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マーケット一言:米金利上昇や中東情勢懸念継続によりアジア株全面安

公開日時:2024年4月16日17時18分

油断をしていたというわけではありませんが、昨夜の米3月小売売上高がそんなにも強い数字だというのを多くの市場関係者は読みきれておらず、またイスラエルがイランへ対抗措置を議論しているという報道もあり、米金利上昇、米株下落、からの今日の日本株下落となりました。日経平均-1.9%、TOPIX-2.0%、グロース250指数-2.8%とやや大きい下げ幅でした。

アジア株の主要指数も軒並み2%以上下げており、アジア株全面安の様相です。

 

先週央から米10年債利回りが4.5%を超えてきており、米政策金利も年内利下げが3回ではなく1~2回がコンセンサスとなる中で、金利高を嫌気した株売りだけではなく、ファクター系マクロファンドのリバランス売りも出ているようです。特に今日その悪影響を受けたのが中小型株で、更にファンド解約売りのようなものが加わり、良ファンダメンタルズのものほど大きく下げている印象でした。

 

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マーケット一言:中東情勢緊迫により下げるが落ち着きを取り戻しつつある、ドル円は円安進み154円に近付く

公開日時:2024年4月15日17時55分

今月1日に在シリアのイラン大使館がイスラエルに攻撃を受けた報復として、先週金曜日のNY時間にてイランが無人機とミサイルでイスラエルを攻撃したことを受け米株は下げ、日経平均先物も一時38,795円(金曜日の現物指数引け値39,523.55円)まで売られていました。

しかし、イランはこれ以上の攻撃はしない姿勢を見せており、イスラエルも大きな被害はなく今のところは再報復はしておりません。日本株は寄ってしばらく下げてからは大引けにかけて徐々に戻し、日経平均は-0.7%の39,232.80円、TOPIXは-0.2%で引けました。これぐらいの下げなら上等といった感じでしたね。

中東の緊迫した状況はまだ続くでしょうが、とりあえず今後の情勢はバイデン米大統領イスラエルをどれだけ抑え込めるかにかかっているかにかかっていそうです。抑えられなければバイデン米大統領は再選が危うくなるでしょうから、全力を挙げてイスラエルを止めるはずで、そうであれば中東戦争開始の可能性は今のところ大きくなさそうです。今晩の米株も含め、市場が落ち着きを取り戻していけば、上昇の動きに戻ると考えています。

 

日本株的にはもう一つまだ注意しなければならないののはドル円ですね。有事の円買いで円高とはならず、米金利上昇により円安が進みもうすぐ154円。円安そのものは日本株にはポジティブですが、円安が進めば進むほど為替介入が怖くなってきますので、円安を材料にガンガンと株を買うというのも難しそうです。売り込まれれている株を安値で拾うのに徹するか、今日強かった市況関連を順張りで買うか、個別銘柄プレー優位の状況は続きそうです。

 

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https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/19592/