公開日時:2023年9月24日11時37分
1.現在進行中のインデックスイベント
2.今後のインデックスイベント
- TOPIX10月 リバランス(実施10/30|公表10/6)
- Russell/Nomura11月定期見直し(実施11/17|公表11/1)
3.スケジュール一覧
1.現在進行中のインデックスイベント
- 9月配当再投資先物買い (9/27,28)
予想配当は、TOPIX&加重型で1兆1,000億円(20pt)、日経平均型で2,000億円(224円)を想定している。
日程はずれているが、日経平均入替えイベント(9/29)で、予想通り、レーザーテック、メルカリ、ニトリ(二分割)が採用されることとなり、日経平均型で5千億円規模の見合い売りが発生することになる。
一方で、加重型の買いは、9月末で1兆円想定となっており、見えている需給ではN T倍率的にはTOPIX>NK225となりやすい。
更に、相場環境の後押しで、銀行株、バリュー株がアウトパフォームしてきており、NTは低下傾向が継続している点には注意したい。
足元では国内年金系の日本株売り(ウエート調整)が観測されており、年金分(特に公的)に関しては、再投資を見送って、日本株のウエートを引き下げるという選択肢もあり、その場合、TOPIX先物買いは、ETF中心に6千億円前後に減額される。
例えば、GPIFにとっては、何の売買もせずに、日本株ウエート調整売りを5千億円規模で一気に実行できる好機とも言える。
- TOPIX9月 リバランス(実施9/28|公表9/7)
月末調整(ストックオプション行使・転換社債転換など)が公表され、最終的には、売り280億円、買い60億円のリバランス、影響小さい。
売り方向:三井物産(8031)270万株、丸紅(8002)170万株、日精工(6471)440万株で日精工はやや影響が出るか?
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