ウェルスパス投資顧問のブログ

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マーケット一言:朝イチの強さをキープできなかったが、日経平均の38,000円は引き続き底堅い

公開日時:2024年5月10日18時58分

昨夜発表の米新規失業保険申請件数が予想より多く、米利下げ期待からの米株上昇ということで、今日の日本株は力強く始まりました。しかしそれも朝10時くらいまでで、いつものごとくの弱さが今日は早めにスタートし、それ以降大引けにかけて売られる展開。ただ昨日もそうでしたが、日経平均の38,000円近辺では買いがあるということで、日経平均+0.4%(38,229.11円)、TOPIX+0.5%とプラスで引けました。

 

決算発表シーズンで今日も全般盛り上がりには欠け、日経平均先物は何もなくいきなり150円幅で動くなど板の薄さも感じさせたりと、やりづらいマーケットが続きました。

セクター的には循環物色的に、海運株やコモディティ関連株が買われていたのが、底堅さを感じさせてこれは良かったです。

 

グロース250指数は-0.4%となり今日も弱かったですが、投資家にフォーカスされるのは決算発表銘柄を中心とした大型株ですので、致し方ないところです。来週の決算発表シーズン明け待ちです。

 

 

 

 

 

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/19693/