公開日時:2023年8月10日22時14分
本日の日本株は昨日と逆、一昨日とは逆の昨日と逆ということで同じ方向と、毎日日替わりですが、日経平均、TOPIXがプラス、東証マザーズ指数がマイナスとなりました。
米7月CPIというイベント前ですので、中小型株(東証マザーズ指数)が弱いというのは、何度かコメントした通りのリスクオフによる動きで想定通りでしたが、日経平均、TOPIXがプラスというのはやや意外でした。寄り付きにマイナス圏からスタートして引けにかけてほぼ一方向で上げる展開。いよいよ国内機関投資家が買ってきている感じでもありましたし、現物が引けてから先物が一段高するあたり、イベント前のマクロ系投資家のショートカバーのような気もするし、どちらかは判然としませんでした。そしてやはり、32,500円というのが壁になりましたね。
その注目の米7月CPIはほぼ予想通りでインフレ減速を確認し、新規失業保険申請件数が予想よりやや増と、利上げの可能性を減らすものでした。米金利やや低下、円高ドル安方向、米株上昇という反応を見せた後、現在は少し反動があったりしながら膠着状態的になり、現時点ではまだトレンドは出来ていません。
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